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非線形現象グループ
液体(油)と液体(水)の間の界面において化学反応を起こすことで,界面張力のバランスが崩れ,界面に沿った流れが生じます。この自発界面対流を応用することで,【水中の汚染物質を回収しながら自発的に走行する油滴】の開発を行なっています。この油滴は,汚染物質の存在するほうに走行することから,「センサー付きの掃除ロボット」のようであり,汚染物質を油滴内に取り込む化学反応を運動エネルギーに変換していることから,ゴミを燃料に走っています。そのほかに【溶質のキラリティーを判別する自発電位振動現象】についても研究しています。
